看護師国家試験のボーダー推移と自己採点の合否判定
看護師国家試験のボーダー(合格基準)は、必修問題が満点の8割、一般問題・状況設定問題が回ごとに変わる点数の2本立てです。直近の第115回は必修40点/50点、一般・状況設定166点/249点。過去11回の一般・状況設定の基準は満点の57.3%〜66.8%でした(厚生労働省の合格発表で確認)。
| 必修問題 | / 50点 |
|---|---|
| 一般問題(1問1点) | 点 |
| 状況設定問題(1問2点) | 点 |
| 一般+状況設定の合計 | / 250点() |
| 回 | 一般・状況の基準 | あなた | 判定 |
|---|
満点が250点でない回(採点除外があった回)は、あなたの得点を満点に対する割合でくらべています。必修は各回の基準(満点の8割)で判定しています。
入力した内容はこの端末の中だけで計算に使い、送信・保存しません。判定は過去の基準をあてはめた目安で、合否を予想するものではありません。
過去11回のボーダー(合格基準)と合格率の一覧
厚生労働省が各回の合格発表で公表した合格基準です。「得点率」は一般・状況設定問題の基準点を、その回の満点で割ったものです。
| 回(実施年) | 必修 | 一般・状況設定 | 得点率 | 合格率 | 新卒の合格率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第115回(2026年) | 40/50点 | 166/249点 | 66.7% | 88.3% | 94.1% |
| 第114回(2025年) | 40/50点 | 148/250点 | 59.2% | 90.1% | 95.9% |
| 第113回(2024年) | 40/49点 | 158/250点 | 63.2% | 87.8% | 93.2% |
| 第112回(2023年) | 40/50点 | 152/249点 | 61.0% | 90.8% | 95.5% |
| 第111回(2022年) | 40/50点 | 167/250点 | 66.8% | 91.3% | 96.5% |
| 第110回(2021年) | 40/50点 | 159/250点 | 63.6% | 90.4% | 95.4% |
| 第109回(2020年) | 40/50点 | 155/250点 | 62.0% | 89.2% | 94.7% |
| 第108回(2019年) | 40/49点 | 155/250点 | 62.0% | 89.3% | 94.7% |
| 第107回(2018年) | 39/48点 | 154/247点 | 62.3% | 91.0% | 96.3% |
| 第106回(2017年) | 40/50点 | 142/248点 | 57.3% | 88.5% | 94.3% |
| 第105回(2016年) | 40/49点 | 151/247点 | 61.1% | 89.4% | 94.9% |
過去11回の平均は62.3%で、いちばん高かったのは第111回の66.8%(167点/250点)、いちばん低かったのは第106回の57.3%(142点/248点)です。直近の第115回は66.7%で、前の回(第114回)の59.2%から大きく上がりました。同じ点数でも、回によって合格にも不合格にもなる幅があることがわかります。
ボーダーの決まり方:必修は8割、一般・状況設定は回ごとに変わる
| 区分 | 問題数・配点 | 合格基準 |
|---|---|---|
| 必修問題 | 50問・1問1点(50点満点) | 過去11回はすべて満点の8割(40点/50点など)。1点でも足りないと不合格 |
| 一般問題 | 130問・1問1点 | 一般と状況設定の合計点で判定。基準点は回ごとに変わり、合格発表の日に公表される |
| 状況設定問題 | 60問・1問2点 |
合格するには、必修と一般・状況設定の両方で基準を超える必要があります。状況設定問題は1問2点なので、合計250点のうち120点(48%)を占めます。一般問題を1問落とすのと状況設定問題を1問落とすのでは、失う点が2倍違います。
満点が249点・48点になる理由(採点除外)
問題に誤りや、正解が1つに決まらないものがあると、厚生労働省は「採点除外等の取扱い」をします。扱い方は問題ごとに決まり、発表のPDFで確かめられます。
| 扱い方(発表のPDFの書き方) | 満点への影響 | 例 |
|---|---|---|
| 採点対象から除外する | 全員の満点が減る | 第115回 午前第32問 → 一般・状況設定が249点満点 |
| 複数の選択肢を正解として採点する | 満点は変わらない | 第115回 午前第80問 |
| 正解した受験者は採点対象に含め、不正解の受験者は採点対象から除外する | 人によって満点が変わる | 第113回 午前第5問・第23問など(必修が49点満点) |
人によって満点が変わる回は、発表で「必修が48点満点の人は39点以上」のように、満点ごとの基準が示されました(第106回・第107回・第109回・第111回・第113回)。このページの判定は、満点に対する割合でくらべる目安です。
自己採点のときの注意
- 正答は合格発表の日に公表:厚生労働省は合格発表のページで正答と採点除外の問題を公表します。試験直後の解答速報は予備校などが作ったもので、公式の正答とは違うことがあります。
- どの問題が必修・一般・状況設定か:問題用紙には区分が書かれていないため、自己採点では解答速報などの区分を使うことになります。状況設定問題は1つの事例に3問ずつ出る長文の問題です。
- 模試の点数で使うとき:模試は本番と問題の難しさが違うため、過去のボーダーとそのままはくらべられません。何回分の基準を超えるか、余裕が何点あるかの目安として使ってください。
- ボーダー付近のとき:過去11回の幅(57.3%〜66.8%)の中にいるときは、合否は発表まで分かりません。
第116回の日程
| 試験日 | 令和9年(2027年)2月14日(日) |
|---|---|
| 受験書類の提出期間 | 令和8年11月6日(金)〜11月27日(金) |
| 合格発表(合格基準・正答の公表) | 令和9年(2027年)3月24日(水)午後2時 |
出典:厚生労働省「看護師国家試験の施行」(2026-10-09に確認)。日程や手続きは、受験する人が必ず厚生労働省の公式ページで確かめてください。
点数を上げる練習と、合格したあとの給料
状況設定問題の土台になる知識は、看護師国家試験 一問一答(全300問・11科目、解説と出典つき)で練習できます。
合格後の給料は、看護師の平均年収や夜勤手当の相場で確かめられます。新卒の手取りは手取り計算、夜勤込みの年収は給料シミュレーターで計算できます。
よくある質問
看護師国家試験のボーダーは何点ですか?
直近の第115回(2026年)は、必修問題が40点以上/50点、一般問題・状況設定問題が166点以上/249点でした。一般・状況設定の基準は回ごとに変わり、過去11回では満点の57.3%(第106回)〜66.8%(第111回)でした。
必修問題のボーダーは毎年同じですか?
過去11回は、すべて満点の8割(50点満点なら40点、49点満点でも40点、48点満点なら39点)でした。必修が基準に1点でも届かないと、一般・状況設定問題の点数が高くても不合格です。
第116回のボーダーはいつわかりますか?
合格基準は合格発表の日に厚生労働省が公表します。第116回の合格発表は令和9年(2027年)3月24日(水)午後2時の予定です。それより前に出回る数字は、予備校などの予想です。
出典
- 厚生労働省「第115回看護師国家試験の合格発表」(2026年)
- 厚生労働省「第114回看護師国家試験の合格発表」(2025年)
- 厚生労働省「第113回看護師国家試験の合格発表」(2024年)
- 厚生労働省「第112回看護師国家試験の合格発表」(2023年)
- 厚生労働省「第111回看護師国家試験の合格発表」(2022年)
- 厚生労働省「第110回看護師国家試験の合格発表」(2021年)
- 厚生労働省「第109回看護師国家試験の合格発表」(2020年)
- 厚生労働省「第108回看護師国家試験の合格発表」(2019年)
- 厚生労働省「第107回看護師国家試験の合格発表」(2018年)
- 厚生労働省「第106回看護師国家試験の合格発表」(2017年)
- 厚生労働省「第105回看護師国家試験の合格発表」(2016年)
- 厚生労働省「第115回看護師国家試験における採点除外等の扱いをした問題について」(午前第32問)・(午前第80問)
- 厚生労働省「第113回看護師国家試験における採点除外等の取扱いをした問題について」(午前第5問)
- 厚生労働省 医道審議会 資料3「保健師助産師看護師国家試験の現状について」(第104回:出題総数240題=必修50題・一般130題・状況設定60題、配点)
- 厚生労働省「看護師国家試験の施行」(第116回の日程)
合格基準・合格率は2026-10-11に各ページで確認しました。